トラックのドラレコやタコグラフで、会社はどこまで見ているか|うちが映像を見るのは、事故とクレームのときだけです
※記載内容は筆者個人の経験に基づく見解です。ドラレコやタコグラフの使い方は企業により異なります。
地方でトラック運送会社を経営しています。ドライバーを20名ほど雇っています。
「ドラレコやデジタコで、ずっと監視されるのでは」と気にする方は多いと思います。うちの会社では、どこまで見ているのか。正直に書きます。
結論:映像を見るのは、事故とクレームのときだけです
ふだんは、ほとんど見ていません
うちのトラックには、ドラレコが付いています。
ただ、映像を見ることは、ほとんどありません。見るのは、事故が起きたときと、ごくまれに一般の方から運転についてクレームの連絡があったときくらいです。
休憩中など、仕事と関係ないところは見ていません。
| 付いているか | 見るとき | 見られる人 | |
|---|---|---|---|
| ドラレコ | 付いている | 事故のときと、まれにクレームの連絡があったとき | 経営者と、事務所の役職者だけ |
| 車内カメラ | 付いていない | ― | ― |
| タコグラフ | 4トン車だけ(アナログ) | スピードを注意するとき | ― |
映像を見られるのは、経営者と事務所の役職者だけです
ドライバー同士で見ることはありません
会社でドラレコの映像を見られるのは、私たち経営者と、事務所にいる役職者だけです。
映像が何日分残るのかは、正直なところ分かりません。
ドライバーから「映像を見せてほしい」と言われたことも、これまでありません。
車内カメラは、付いていません
スマホを見ながらの運転は、映像では分かりません
うちのトラックには、車内を写すカメラは付いていません。
なので、スマホを見ながら運転していたかどうかは、映像では分かりません。
うちのタコグラフは、4トン車だけで、アナログです
デジタコではありません
タコグラフは4トン車にだけ付いていて、アナログのものです。
アナログのタコグラフには、出発時間・積み込みの時間・荷物を下ろした時間などを、ドライバーに細かく書いてもらっています。
記録を見て注意するのは、スピードについてです。
デジタコに替える予定は、今のところありません
便利なのは分かっています。
ただ、予算的に厳しいものがあるので、今はそこにお金を割けません。
※事業用のトラックでは、車両総重量7トン以上、または最大積載量4トン以上の車に、タコグラフ(運行記録計)を付けることが義務づけられています(国土交通省)。
3トン車と4トン車の違いは、3トン車と4トン車の違いに書きました。
ドラレコがあって、助かることもあります
事故は、映像ではっきりします
ドラレコでいちばん助かるのは、やはり事故の場面です。
信号を無視して入ってきたのはどちらか、どの角度で当たったのか。それが映像ですぐに分かります。
映像があることで、ドライバーが助かることもあります。
映像を見て、車線変更の多さを注意したこともあります
事故やクレームで映像を見たときに、車線変更が多い、といった運転のくせに気づいて、注意したことはあります。
事故を起こしたとき、給料や弁償がどうなるかは、トラックで事故を起こしたらどうなる?に書きました。
細かく見られる会社も、あります
前の会社がそうで、しんどかったという社員もいます
今はドラレコが付いているのが当たり前なので、うちで「ドラレコが嫌だ」と言われることはありません。
ただ、取引先の大きな運送会社では、車内カメラやデジタコで、スピードや急ブレーキなどを細かく見られていて、嫌だと言っているドライバーがいます。
実際に、うちのドライバーからも、前の会社はそうで、しんどかったと聞いています。
気になる方は、面接で聞いてみてください
- 車内カメラは付いていますか?
- ドラレコやデジタコの記録は、どんなときに見ますか?
面接の流れは、運送会社の面接は10分で終わりますにまとめています。
どこまで見られるかは、面接で確かめてください
この記事の要点
- うちのトラックにはドラレコが付いている。でも、映像はほとんど見ない
- 見るのは、事故のときと、ごくまれに一般の方からクレームの連絡があったときくらい
- 休憩中など、仕事と関係ないところは見ていない
- 映像を見られるのは、経営者と事務所の役職者だけ。ドライバーから見せてと言われたことはない
- 車内カメラはないので、スマホを見ながらの運転は映像では分からない
- タコグラフは4トン車だけで、アナログ。出発・積み込み・下ろした時間を細かく書いてもらう。注意するのはスピード
- デジタコは便利だが、予算的に厳しく、今のところ替える予定はない
- 事故は映像ではっきりする。信号を無視したのはどちらか、どの角度で当たったかがすぐ分かる
- 映像を見たときに、車線変更が多いなどの運転のくせを注意したこともある
- 車内カメラやデジタコで細かく見られる会社もある。前の会社がそうで、しんどかったという社員もいる
どこまで見られるかは、会社によって違います。気になる方は、面接のときに上の表の3つを聞いてみてください。