トラック運転手と腰痛|うちでは3人に1人くらいかもしれません。多いのは荷下ろしのときのぎっくり腰です

業界20年/運行管理者/運送会社 経営者(ドライバー20名を雇用) 運営者について
腰痛は 3人に1人くらい。人物・場所・車両はイメージです。
※画像はAI生成イメージです。
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※記載内容は筆者個人の経験に基づく見解です。腰痛やケガについては、必ず医師にご相談ください。

地方でトラック運送会社を経営しています。ドライバーを20名ほど雇っています。

「トラック運転手は腰を痛めるのでは」と心配な方は多いと思います。実際にどれくらいの人が腰痛を抱えていて、会社はどうしているのか。雇う側から、正直に書きます。

結論:腰痛を抱えている人は、3人に1人くらいいるかもしれません

現場から

多いのは、ぎっくり腰です

数えたわけではありませんが、うちのドライバーで腰痛を抱えている人は、3分の1くらいはいるかもしれません。

多いのは、ぎっくり腰です。

私自身は腰が強いほうで、痛めたことはほとんどありません。軽く痛めたことがあるくらいです。

痛めるのは、荷下ろしのときが多いです

現場から

20キロくらいの荷物を持つこともあります

腰を痛めるのは、荷物を下ろすときが多いです。

荷物は、20キロくらいのものを持つこともあります。

ただ、仕事ではなく、プライベートで痛める人もいます。

現場から

中腰の手降ろしが続く現場は、次の日に腰にきます

中腰で手降ろしの作業が続く現場は、次の日に腰にきます。

痛めやすいのは、朝や寒い日です。体が固まっている状態から、いきなり動かすと痛める原因になります。

現場から

痛めやすいのは、無理な持ち方をする人と、急いでしまう人

腰を痛めやすいのは、無理な荷物の持ち方をする人や、急いでしまう人が多い気がします。

1日のうち、どこで荷物の積み下ろしをするかは、トラック運転手の1日の流れに書きました。

手で降ろす荷物がどれくらいあるかは、手積み手降ろしはきついかに書きました。

仕事中のケガも、あります

現場から

荷台から落ちたこともあります

仕事中のケガは、あります。

荷台から落ちた、という例もあります。

なので、荷台の乗り降りには脚立を使うように言っていて、脚立をトラックに積んであります。

腰を痛めたら、休むか、横乗りから

現場から

リハビリがてら、横乗りをしてもらうこともあります

腰痛やケガで休んだ人は、います。

ぎっくり腰で休むのは、2〜3日から、長い人で2週間くらいです。

そのときは、休んでもらうか、リハビリがてら横乗り(ほかのドライバーのトラックの助手席に乗って、一緒に回ること)をしてもらうこともあります。

休んだ日は、有給を使ってもらっています。その人のコースは、事務所の誰かが代わりに回ります。

現場から

腰痛で辞めた人は、いません

腰痛が理由で辞めた人は、いません。

ただ、腰の負担が少ない仕事に移ってもらう配置転換は、あります。

荷物が軽いところや、変な格好で作業しなくていいところに移ってもらいました。

体調や持病のことは、持病があってもトラック運転手になれるかにも書いています。

会社として、ドライバーに言っていること

うちで指導していること

  • 運行前に、ストレッチをする(腰を回すなど)
  • 無理に、荷物をたくさん持たない
  • 変な体勢で、荷物を持たない
現場から

ドライバー自身は、ストレッチとコルセット

ドライバー自身がしている工夫で多いのは、運行前のストレッチと、コルセットを使うことです。

運転席に、クッションや腰を守るシートを付けている人もいます。

現場から

台車やゲートは、必要なところには付いています

台車やゲート(荷台の昇降機)は、必要なところには、それぞれ付いています。

現場から

接骨院の代金を、会社で補助することもあります

申請してきた人には、接骨院の代金を補助することもあります。

ただ、家やプライベートで痛める人も結構いるので、そのときは自分で払ってもらっています。

※ストレッチやコルセットで腰痛が防げると言い切るものではありません。痛みがあるときは、医師に相談してください。

腰痛持ちでも、採用するか

本音

本人が問題なければ、大丈夫です

正直に言うと、結構みんな、だましだまし働いています。

なので、腰痛があっても、本人が問題なければ大丈夫です。

本音

面接では、正直に言ってもらったほうがいいです

腰痛があるなら、面接で正直に言ってもらったほうがいいです。

こちらも、仕事の中身を正直に伝えます。

40代・50代から始める方は、40代・50代未経験でもトラック運転手になれるのかも読んでみてください。

体への負担は、面接で仕事の中身を聞けば分かると思います

現場から

運転時間も、腰の負担になります

体への負担が大きい仕事かどうかは、作業の中身を聞けば分かると思います。

運転時間も大事です。長く運転することも、腰の負担になることがあるからです。

面接で聞いてみてください

  • どんな荷物を、どれくらいの重さで運びますか?
  • 手で積み下ろしをする仕事はありますか?
  • 1日の運転時間は、どれくらいですか?
  • 台車やゲートは、付いていますか?

車の大きさで仕事の中身がどう変わるかは3トン車と4トン車の違いに、運転時間の違いは長距離と地場配送、どちらを選ぶべきかに書きました。

腰の負担は、仕事の中身で変わります

この記事の要点

  • うちで腰痛を抱えている人は、3分の1くらいかもしれない。多いのはぎっくり腰
  • 痛めるのは荷下ろしのときが多い。20キロくらいの荷物を持つこともある
  • 中腰の手降ろしが続く現場は次の日に腰にくる。痛めやすいのは朝や寒い日
  • 痛めやすいのは、無理な持ち方をする人と、急いでしまう人
  • 荷台から落ちるなど、仕事中のケガもある。荷台の乗り降りには脚立を使うよう、トラックに積んである
  • ぎっくり腰で休むのは2〜3日から長くて2週間くらい。休むか、リハビリがてら横乗りから。休んだ日は有給で、コースは事務所の誰かが回る
  • 腰痛で辞めた人はいない。荷物が軽いところなどへの配置転換はある
  • 運行前のストレッチ、無理に持たない、変な体勢で持たない、と指導している
  • 台車やゲートは必要なところに付いている。申請があれば接骨院の代金を補助することもある
  • 腰痛があっても、本人が問題なければ採用する。面接では正直に言ってほしい
  • 面接では、荷物の重さ・手積みの有無・運転時間・台車やゲートを聞く

腰痛が心配な方は、面接で仕事の中身と運転時間を具体的に聞いてみてください。

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※本記事は筆者の経営者としての経験に基づく個人的見解です。腰痛やケガの起こりやすさ、仕事の中身は企業や荷物によって大きく異なります。ストレッチやコルセットの効果を保証するものではありません。腰の痛みやケガがある場合は、自己判断せず、必ず医師にご相談ください。